前に書いた記事のタイトルの綴りが間違えてたので修正したら本文消えちゃった・・・
なので書き直しますとも。どうせ報告だけだったしねっ!
さて、結論としてはhp mini 110 Tord Boontjeモデル(2009冬モデル)でOSX 10.5.6の夢が見れました。
量販店モデルの1366×768解像度がフルで動作するのはもちろん、サウンド、Wireless、カードリーダ、Bluetooth、トラックパッドの二本指スクロール等、全て順調に動いてます。夢です。素晴らしい夢見心地。
手順を残しておきます。
ちなみに、参考にしたのは以下のサイト。
BOX2 mini1000 os x 夢 (mini1000とmini110は構成がほとんど一緒で参考になります)
MyhpminiのForum (mini110の手順ですが、この通りやってもできませんでした)
ちなみに、以前Dell mini9で夢を見てましたが、それより手順がかなり煩雑です。
レベルで言うとmini9が難易度2ならmini110は難易度10と考えてください。
用意するもの。どこかで拾ってきてください
・iDeneb 1.3(Netbook向けosx 10.5.5 インストールイメージ。とがつくようなので入手できる気がします)
・hp mini Essential files(hp向けのkextやツールのパッケージ。まとまってて何かと便利です。
・mini110向けdsdt.aml(こ れが成功のキモでした)
・USBストレージ、またはDVD(16GB以上の容量があれば良いでしょう。DVDなら多分2層が必須)
・USBマウス(10.5.6へアップデートするときに、一時的に本体のキーボードマウスが使えなくなりますので)
・作業用Macおよび対象のmini110(Macがなければ借りる等しましょう、mini110はないとお話しになりません)
手順
1.(USBストレージ前提で説明します。DVDを使う場合は上記Forum等調べてみると良いでしょう)
USBストレージを作業用Macに接続する(Macといっても古いMacやWindows環境ではダメだと思います。Leopard以降を起動しましょう)
ディスクユーティリティを起動し、左のリストからUSBストレージを開きます。
パーティションタブで、「1パーティション」を選びオプションからGUIDパーティションを選びます。
Mac OS拡張(ジャーナリング)を選んでフォーマットします。
2.復元タブで、復元元にダウンロードしたiDeneb1.3のisoをマウントしたイメージ、(マウントするとリンゴのマークのドライブが現れます)復元先を先ほどフォーマットしたドライブを洗濯し、復元を開始。
しばらくするとISOイメージが書き込まれます。
3.hp mini Essential Filesにある、「UInstaller」を起動します。
右上の対象を「OSX Install DVD」に選択、(これ間違えると作業用Macに致命的なダメージを与えかねないので注意)
「Install PC_EFI v9 Chameleon Edition 1.0.12」にチェックを入れ、「Install」ボタンを押します。
しばらくするとUSBストレージに起動用のEFIが書き込まれます。
4.ダウンロードしたhp mini essential filesとdsdt.amlもUSBストレージの空き領域に書き込んでおきましょう。
(dsdt.amlをルートディレクトリにおくと問題が生じかねないので念のため下位フォルダに入れておきましょう)
5.マウントを解除し、USBストレージを作業用Macから外す。
ここからmini110上での作業です。
6.mini110にUSBストレージを接続します。
電源を入れ、hpのロゴが出てきたらF9キーを押して、ブートメニューからUSBストレージを選択します。
しばらく待つと林檎マークが表示されてOSXのインストール画面が表示されます。
出なかったら手順を見直しましょう。
7.言語選択から日本語を選択し、次へ(もちろん自分の使いやすい言語で結構です)
セットアップは進行せず、メニューの「ユーティリティ」からディスクユーティリティを起動します。
8.インストールするHDDを選択し、パーティションを上記と同じようにGUIDパーティションで作成。
Mac OS拡張(ジャーナリング)で消去しておきます。
9.ディスクユーティリティを終了し、インストール画面へ戻ります。
インストール先ディスクを選択し、カスタマイズ画面で以下のオプションを選択します。
ちなみに言語に日本語がありませんがあとからインストールしますので問題ありません。
Patches 10.5.5 Ready>Audio>AppleAzaliaAudio
>Chipset>ICHx Fixed
>Karnel>Karnel 9.2.0 sleep
>Network>Ethernet
>Apple Yukon 2
>Skge Marvell
>Wireless>Broadcom
>Fix>ACPI Fix
>Cpus=1 Fix
>Apple SMBIOS>Apple SMBIOS MacBook
>FireWire Remove
>IOUSB Family fix
>PowerManagement>PowerOff_Fix
>Video>Intel>Intel GMA950
>Applications>kext helper
>OSX86 Tools
いらないのもある気がしますがこれで成功したので一通り入れておきましょう。
10.手順どおりインストールを進めて行きます。
順調に行けば15分〜20分程度で終了するんじゃないでしょうか。
終わったら再起動します。
11.問題がなければHDDからOSXが起動します。
トゥトゥトゥールでおなじみのセットアップアシスタントが起動します。適当に設定しておきましょう。
ただし、まだアカウントパスワードは設定しないでください。(空欄で進みましょう。あとで一時的にキーボードが使えなくなるため)
この段階では日本語が変だったり解像度が低かったり音がならなかったりネット接続できないなど不便ですが焦らない事。
12.セットアップアシスタントを終えたら、環境設定からアカウントを選び、
ログインオプションでメインユーザーが管理者権限で起動し、自動ログインになっている事を確認します。
また、Applications>Utilityフォルダに入っているDirectory Utilityを起動。
メニューの中にある「Enable root user」を選択し、ルートユーザーを有効にします。
13.USBメモリに入れておいたEssential files内のUInstallerを再度起動。
まず、現在のHDDが選択されているか確認。
motherboard Package Installの欄にosx86_essentialsが選択されているか確認。
Apply kext PackageとInstall PC_EFI v9 Chameleon Edition 1.0.12にチェックを入れ、Installを実行。
間違えると起動しなくなります。ココから先の手順も大事なので間違えないように。
終わったら、再起動を2回するそうです。2回が大事なのかはわかりませんが念のためしておきましょう。
14.本来ならばココでDSDT Patcherを使うのですがなぜかエラーになったため、
先ほどコピーしておいたdsdt.amlをFinderでHDDのルートディレクトリにコピーします。
また、再起動を二回しておきましょう。
15.Essential filesまたはアプリケーションフォルダのiDenebフォルダにあるosx86 toolsを起動します。
Install kextsをクリックして選び、yesかokかnextだったか(あやふやですいません)を選び、
ファイルを選択する画面に来ます。
ここで、Essential files内にあるkextsフォルダのkextsをすべて選択(alt+Aもしくはマウスドラッグで出来ます)し、
(altと書いてありますが実際にはMacの⌘になります。キー配置が異なるのでご注意を)
インストールを開始します。
インストールが終わったら、絶対にRestartを押さないでください。起動しなくなります。
cancelをクリックし、Finderから/System/Library/Extentions内にあるAppleHDA.kextを削除します。
16.ココが重要なのですが、ディスクユーティリティを起動し、HDDの「アクセス権の修復(Repair Permissions)」を行います。
ここから、kextsの追加や削除を行った時などすべてアクセス権の修復が必要になります。
万一これをせずに再起動を行った場合、ほぼ確実に起動しません。
もしやってしまった場合、USBストレージからインストーラを再度起動し、ディスクユーティリティから修復を行ってみましょう。
助かるかもしれません。
17.アクセス権の修復が終わったら、再起動します。
ここで高解像度になり、ワイヤレスやサウンドなども使えるようになる事でしょう。
サウンド使えなかった場合はあとで解決しますので焦らず。
日本語がそろそろ気になる頃だと思いますのでUSBストレージをFinder上でalt(⌘)+Shift+Gからディレクトリ指定で開きます。
開く先は”/Volumes/OSX Install DVD(名前は確認してください)/System/Installation/Packages/”です。
その中にJapanese.pkgがありますので開いてインストールします。
18.ここでインターネットに接続しソフトウェアアップデートからMac OS X10.5.8統合アップデート「以外」のアップデートをインストールします。
再起動が必要になった場合再起動します。
確かここで起動時にフリーズした覚えがあるのですが、その場合ブートオプション(起動のカウントダウンのときにEnterを押すとメニューが出てきます、ここでコマンドを入力)に「-F」と入れて起動したら解決しました。
問題が起きたときはブートオプションに「-v」と入れるとブートプロセスがテキストで表示されますので参考になるでしょう。
ココで起きた問題はUSB EHCIで起きている問題のようでした。
19.再起動したらAppleのサイトよりMac OS X10.5.6アップデートをダウンロードし、実行します。
再起動を催促されたら再起動しますが、ここでUSBマウスを接続しましょう。
10.5.6アップデート直後は本体のキーボード及びマウスが使えません。
20.アップデートが終了したら、再度osx86 Toolsを起動し、先ほどと同じkextsをインストールします。
また、今度はExtentionsフォルダからAppleHDA.kextとAppleAzalliaAudio.kextを削除します。
kextインストール時にrestartしないことと、アクセス権の修復をお忘れなく。
21.アクセス権修復が完了したら、再起動。これで、一通り全ての作業が終了するはずです。
一通り、動作を確認しましょう。
ただし、日本語キーボードでは配列がUS配列のままになってしまいます。
その場合、こちらのサイトの最後の文(JIS配列の一文)を参考にするといいでしょう。
もちろん、kextを導入したときはアクセス権修復をお忘れなく。
また、restart関連のfixのメッセージが出てくるかもしれません。
その場合、メッセージに従って修復をクリックすると良いです。この場合も、別途アクセス権修復はしておいた方が良いです。
22.好みによってアプリケーションをインストールしたりピクチャ変更したりしましょう!よい夢を!
夢念写。